NEXTSCAPE blog

株式会社ネクストスケープの社員による会社公式ブログです。ネスケラボでは、社員が日頃どのようなことに興味をもっているのか、仕事を通してどのような面白いことに取り組んでいるのかなど、会社や技術に関する情報をマイペースに紹介しています。

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Azure CDNのLoad機能

こんにちは、上坂です。

ネクストスケープではCDNを大量に使用しているのですが、今日はAzure CDNにLoad機能が新しく増えたぞ、という話です。

2015年11月にPurge機能はリリースされていました。Purgeとは、Edgeサーバーにキャッシュされたコンテンツを削除することです。
Purgeとはなんでしょうか。運用していると実によく使用する機能です。

Webサーバーの前にCDNを配置している、よくある構成を例に考えてみましょう。

 

Webサーバーにアップした画像を間違えてしまったので差し替えたい!という時、正しい画像をWebサーバーに再アップするだけではダメです。
CDNにキャッシュされた画像も消さなくてはなりません。

AzureCDNでは一度キャッシュされるとデフォルトで7日間はキャッシュされっぱなしです。(TTL)
もちろんTTLは変更できますが、緊急時は手動でキャッシュを消す必要があります。Purgeはその時に使用します。

・・・って長々とPurgeの話をしてきましたが、今日はLoad機能の話でした。
LoadはPurgeと全く逆で、明示的にEdgeサーバーにキャッシュさせる機能です。

やり方はとっても簡単です。管理ポータルからエンドポイントを選び、上のメニューの「読み込む」をクリックします。

 

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読み込むパスを指定して、「読み込む」ボタンをクリックします。

 

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全く余談ですが、Edgeサーバーっていう言い方は英語圏ではしないみたいですね。POPs、という記載をよく見かけます。