サービスから考えるAWS構成案番外編① -AWSとAzureの無料枠について

こんにちは。先週からポケモントレーナーになった松永です。

ワシントン条約に抵触しない範囲でポケモンを捕獲しています。

さて、ゆるーく続けているサービスから考えるAWS構成案シリーズですが、Azureは?アジュールは?あじゅーるは?という声にお答えして、Azureでも書いてみたいと思います。

とはいえ、今までAWSを使ってきたので、Azureを扱うのはほぼ初めて。

ですから、ここではAWSユーザーが、もしAzureを使い始めたら。という視点で書いていきたいと思います。

それではおさらいですね。

前野のシステム案:

•コメントについては、Twitterを使用することにする。
•お店のお客様にはTwitterに特定のハッシュタグを付与してつぶやいてもらう。
•TwitterのツイートをAPIで取得して、画面に表示させていく。
•なるべく工数は抑える。

システムに対するAWSの構成案:

•EC2

AWSのEC2は、Azureの場合は何なの?



AWSではEC2を使い、そこにTwitterAPIを使ったアプリを乗せることで、システムを実現しようとしました。

ではこのAWSのEC2。Azureでは何のサービスに当たるのでしょうか?

答えは、Virtual Machinesです。

名は体を表すとはいいますが、ドストレートなネーミングですね。

AWSユーザーにとっては逆に新鮮かもしれません。AWSは略語が共通語ですから。


AWSを使っている人で、EC2が、Elastic Compute Cloudの略語だと知っている人は果たしてどれくらいいるのだろうか。

それでは、Vitrual Machinesの作り方を見ていきましょう。

え?お金がかかるんじゃないかって?

AWSは無料枠があるけど、Azureはどうなのって?

Azureだってあります!無料枠!



AWSを使い始める時に大変助かるのが、1年間の無料枠です。
EC2やRDS、S3などがサイズは小さいものの1年間無料で使えるというのは、お試しに使う人や個人の開発者にとっては非常にありがたいです。
AWSがここまで普及した一つの要因がこの無料枠かなと個人的には思っています。

では、Azureには無料枠はないのか?というと、そんなことはありません。Azureにも勿論あります。
ただAzureはAWSと違い、予め一定のAzure使用料のクレジットをMicrosoftの方からプレゼントされる形となります。
その金額、20,500円分。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/

しかも、AWSのように適用対象サービスなどはないので、VMを10台くらい立ち上げて、SQLサーバーも構築して一ヵ月間ガシガシ回すという事も無料の範囲でできたりします。
一方で、小さい構成で長い間使うという事も可能です。

こう見ると一からクラウドで構築したいという人もそうですが、既存のオンプレを持っていて、クラウドに移行したいという企業の人にも対応できるような柔軟な形になっているなと感じます。

ただ、20,500円はAWSの1年間の無料枠分のコストを考えると、少ない金額です。

AmazonEC2のt2.mircoは東京リージョンのオンデマンド価格で$0.02/h。
日本円に換算すると2.09円。(7/29時点1ドル104.3円。)
無料枠は月750時間なので、2.09×750=約1,567円が1ヶ月の金額。
1567×12=約18,804円が年間の金額です。

RDSはdb.t2.microで、20GB以下で約$5.90/月。
日本円に換算すると617.9円。
617.9×12=約7,414円

これだけで、約26,218円。

他にもS3とかELBとか無料枠はあるので、それも使うとなると+αの金額が載ってきます。

とはいえ、AWSとAzureでは速度や機能などを見てもバラバラですし、単価も違うので、値段だけの単純な比較はできません。

むしろAWSでは機能がガチガチに制限されている分、試したいものが無料で試せないという事はあるかと思います。

そこはやはり用途に合わせて、得なものとそうでないものがあるというところでしょうか。


BizSparkでさらにお得に!



そんなAzureですが、実は無料枠は20,500円分だけではないんです。

BizSparkというプログラムがあり、そこに参加できれば毎月15,500円分のAzureを3年間無料で利用可能となります。

さらにVisual Studio Enterpriseも3年間利用可能になります。(ちなみに70万くらいします。)

トータル合わせると100万オーバーです。

ほー。これはすごいぞ。

AWSでもここまでのプログラムはたぶんない(はず。自分が知らないだけかもしれませんが。)。

但しBizSparkには一定の条件と審査が必要となります。
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
https://www.microsoft.com/ja-jp/ventures/BizSpark.aspx

こちらは、BizSparkに申請を通った方の記事です。
http://shigeo-t.hatenablog.com/entry/2015/07/11/051055

これは条件がマッチする人は、かなり魅力的じゃないでしょうか。


Azureも気軽に試せる。



AWSは気軽に試せるというのは前から知っていましたが、Azureも無料枠があり同じように試せるんだと、実は今回初めて知りました。(Buildに行っているにも関わらず。)

BizSparkは周りにも教えたいくらいですね。

MicrosoftというとWindowsOSやOfficeの高いイメージがあり、エンタープライズ向けという印象が未だに根強いなと感じているこの頃ですが、こういうサービスがあるとやはりオープンになってきているんだなと、一ユーザー目線で思います。

さて、本当はVirtual Machinesの作り方を書こうとしましたが、前段が長くなってしまったので、それはまた次回に。


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