re:Invent2016レポート ~Amazon本社訪問そしてラスベガスへ~

オフィスを歩くと犬を散歩する人とすれ違う。チワワ、パピヨン、シープドック、柴犬・・・。

オフィスの外を見やるとドックランがあるのだろうか。柵の向こうで笑顔で犬と戯れている人もいる。

ペットショップのようなオフィス。

それがAmazon本社に対する私の第一印象だ。


こんにちは。松永(@zt_megane)です。

2日目は、早速メインイベント、Amazon本社への訪問です。

私はAWSだと思っていたのですが、どうもAmazon本社だったようです。

受付でカードをもらって、会議室へ。

ここで、日本にはまだサービス提供が始まっていない、AmazonFresh、AmazonDash、そしてAmazonの文化についてのセッションがありました。

Amazon1Fのロビー。売店やコーヒーショップがある。


生鮮食品を運ぶAmazonFresh


AmazonFreshはFreshの名の付く通り、生鮮食品をメインに運ぶサービスです。

対象は生鮮食品、乳幼児食品、冷凍食品と多岐にわたります。

日付指定もできますので、大型のパーティーがある場合など、あらかじめ食材を確保するという使い方もあるそう。

日本の競合では、コープさんやパルシステムさんの宅配サービスになるでしょうか。

このAmazonFreshは実は2007年からやっていて、9年ほどたっているサービス。

アメリカの都市部を中心に販路を拡大しているところのようです。

このサービスで面白いのが、特定のお店の商品も一部配達してくれること。

例で上げていたが、パイクプレイスマーケットの顔ともいえる魚を投げる魚屋さん「PIKE PLACE FISH」。

このお店の魚を買いたいと注文すれば、スタッフが実際に購入してから届けてくれるそう。

日本でも、各スーパーがスーパーの商品をピックアップして届けてくれますが、その拡大版ともいえるサービスです。

現在は、開発120人、サポートスタッフ10名の130名ほどだそう。

かなりの人数がこのサービスに投入されています。

このサービスはまだ日本には来ていませんが、日本上陸となれば、かなりの脅威であることは間違いありません。

AmazonFreshの説明をするAmazon社員


消耗品を自動で買い足してくれるAmazonDash


もう一つのサービスがAmazonDashです。

これはIoTのサービスで、例えばコーヒーメーカーでコーヒーの粉が切れた、プリンタのインクがなくなった。

でも、ストックがないから買うまでは使えないというケースの不満を解消するサービスです。

AmazonDashを搭載した機器は、自分の消耗品の消耗具合を検知し、自動的にAmazon経由で注文しておいてくれるのです。

まさに在庫補充の自動化です。

なお、このAmazonDashは、Amazonがハードを作成するという形ではなく、サービスに協力をしてくれるハード会社を募り、その会社がAmazonDashの機能を搭載して売るというのが、スキームになっているそう。

既にアーリーパートナーとして何社か協力をしており、プリンタ会社のBrotherなんかも参加しています。

ハード会社に機能搭載をお願いするということは、サービスを拡大するには結構ハードル高いかなと思ったのですが、
スタッフの人は、AmazonDashは確実に顧客満足度を上げるツールであり、AmazonDashを搭載しないものより、多少ハードの値段は高くなるが、それでも売り上げがあがることは間違いない。と、妙に強気でした。

確かに、ハード会社も差別化が難しい時代に、AmazonDashという新たな差別化機能が出てきたら、のどから手が出るほどほしいはず。

Amazonはしたたかな戦略で、今も自社のサービスを拡大させていくようです。

AmazonDashの説明をするAmazon社員

Amazonは個性が評価される文化



最後にAmazonの文化について。

AmazonはPeculiarity=特異性、つまり個性が尊重されるそうです。

個性を持つことに誇りを持とうというのが、Amazonの考え方。

とにかく個性が大事なようです。

あと印象に残ったのが、

「善意は必ずしもうまく機能しない。良いメカニズムでことを推し進めていくことが重要だ。」

という一文。

性悪説ではないけれど、優しさも限界があるようねということで、そこはシステムでカバーしましょうというスタンスです。

これは思うところがあり、私もなるほどと納得しました。

お昼のランチボックスに入っていたクッキー。ただのクッキーなのにロゴが入ると思わずニヤリとしてしまう。これも個性?か。

自由な雰囲気のオフィス



Amazon本社はシアトルの中心街にあります。

隣には将来AmazonCEOのジェフ・べゾスがオフィスにするという球体のドームも建設されていました。

また、フリーバナナスタンドがあり、1人1本無料でバナナを持って行っていいそうです。

なんて太っ腹。

それと、冒頭でも記載しましたが、ペットの持ち込みがOKです。

ですから、いろいろなワンちゃんが飼い主さんと一緒に歩いていく姿を見ることができます。

ほんとに驚きのオフィスでした。
ジェフ・べゾスの次期オフィスと言われるドーム。中にはいっぱいの観葉植物を飾る予定らしい。

最後に



シアトルでの訪問を終えた後は、ラスベガスへ。

いよいよre:Inventが始まります。


 



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