はじめに
株式会社ネクストスケープ Chief Technology Office所属の小野塚です
今回はGoogleのNotebookLMについてです。
以前もNotebookLMを試したことがありまして、以下の記事で書かせていただきました。
この記事が2025年5月。約9か月前といったところでしょうか。
今日にいたるまでNotebookLMの進化についてXや他の方のブログ等で目にしていたものの実際に触ったことはなく、今回どのくらい変わったかと確認してみたいと思います。
こちらの記事から見る人もいるかと思いますので序盤は上記記事を多少なぞる形になりますがご容赦ください。
ソース
NotebookLMではまずは「ソース」、調べたいこと、まとめたいことについての情報元を設定する必要がありまして、最初に以下のようなダイアログが表示されます。

「新しいソースを検索」の「ウェブ」を選択するとウェブから、もしくはGoogleDriveからかを選択できます。
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あとは調査方法の粒度の違い。Fast RearchとDeep Researchの2種類があります。
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あとはソース元のデータを直接アップする方法。
ファイル、ウェブサイトのURL、GoogleDrive等があります。
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上記の選択肢から「ウェブサイト」を選ぶと以下のダイアログが出ますので、今回はBIツールLookerStudioに関するGoogle公式のYoutubeのURLを貼り付けます。
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するとそのソースを読み込んで、別ウィンドウのチャットにその読み込んだ結果が表示されます。この内容(ソース)に対して更に色々と質問ができます。

今回は当社ネクストスケープについて調べてください、とお願いしたところ、以下のように色々なソースを元に調べてくれました。

チャット
では、次にチャットについて。

質問を幾つか考えてくれるので「ネクストスケープのシリアルイノベーターとしての取り組みは?」と聞いてみましょう。
すると以下のような結果が返ってきます。

出力された文章の最後に「1」「2」と番号が振られていますが、ここにマウスを当てると各文章のソースを明示してくれます。
私は主にClaudeのデスクトップアプリで調べ物をすることが多いのですが、普通にやり取りをするとソースが明示されていないため、改めてそのソースについて質問したりすることがあるのですが、NotebookLMではこのように明示してくれるので非常に助かります(最近はChatGPTもソースを明示してくれますね)。
更にデータの共有時にはソースを伏せることも可能です。
Studio
では、NotebookLMの特徴である画面右側の「Studio」を試してみましょう。

前回触った時は以下の3項目でしたが、そこから一気に増えています。

9項目のうち「音声解説」は前回の「音声概要」と同じです。今回は他の項目を試していきたいと思います。
動画解説
まずは「動画解説」。
こちらは音声解説に更に視覚的要素が加わったもの、というとわかりにくいので例えて言いますとスライドによるリアルタイムでの説明をしてくれるようなものです。音声解説ではあたかもそこに人間がいるようにAIが声で説明してくれるのですが、それに加えてスライドを作成し、それを元に対象の情報を説明してくれます。
以下がその一部のスクリーンショットです。

以下のスクリーンショットは弊社の「モブサービス for Azure」について説明している箇所です。

モブサービス for Azureについては以下のリンクを参照ください。
スライド
次にスライド、こちらはまだベータ版とのことですが、その名の通りスライドを作成してくれます。

このスライドはPDF形式にてダウンロードできます。できればGoogleスライド等で編集できたりすると更に嬉しいのですが、基本的に「Studio」で生成されるアウトプットは編集不可となります。
マインドマップ
次にマインドマップ、前回確認済みなので飛ばそうと思ったのですが、もう一度試したところ日本語対応していました(前回は英語での出力のみでした)。

これはpng形式でダウンロードできます。
インフォグラフィック
次に「インフォグラフィック」。「一枚絵」で対象の内容を説明してくれるものになります。これもpng形式でダウンロード可能です。
弊社のMRに関するサービスやMulti DRM Kitについて以下のようにまとめてくれています。

当社のMRに関する取り組みやMulti DRM Kitに関しては以下を参照ください。
レポート
そして「レポート」。その名前通りレポートの形でまとめてくれるのですが、どういった形式でまとめるか、何を軸にするかを以下のように選択することが可能です。

以下は上記のダイアログで「概要説明資料」を選択した場合のものです。

レポートのタイトル部分のアイコンが気になったので選択したところ、以下のように「プロンプトを表示」となっており、これを選択することでこのレポートを表示するために使用したであろうプロンプトが取得できます。

データテーブル
次に「データテーブル」。
対象内容をテーブル、表形式で表示してくれます。

この表、Studioからでは少々領域が狭く見づらいですが、スプレッドシートにエクスポートできますのでそれによって見やすくできます。
クイズ
あとは個人的に気になっていた「クイズ」。
これは対象の内容についての4択のクイズを作ってくれます。
ビジネス用途では使い道が無いですが、学生の方には良いかもしれません。
あとは社会人の方であれば忘年会の余興とか。。?

まとめ
今回、約9か月ぶりにNotebookLMを試してみましたが、機能の充実ぶりには目を見張るものがありました。
特に印象的だったのは以下の点です:
1.ソース明示の利便性
各回答に対してソースが番号付きで明示される機能は、業務での利用において非常に重要です。
Claude等の他のAIツールでは別途ソースを確認する必要がありますが、NotebookLMではその手間が省けます。情報の信頼性担保という観点でも、この機能は評価できます。
2.多様なアウトプット形式
Studioの機能が3項目から9項目に増え、目的に応じた様々な形式で情報を整理できるようになりました。
特に「動画解説」は音声とスライドを組み合わせたプレゼンテーション形式で、社内共有や顧客への説明資料としても活用できそうです。
3.実務での活用可能性
データテーブル → スプレッドシートへのエクスポートで分析資料作成
スライド → プレゼン資料のたたき台として
インフォグラフィック → 概要説明用の一枚絵として
レポート → 各種まとめ資料のベースとして
ただし、現状では生成されたアウトプットの編集ができない点は留意が必要です(スプレッドシート以外は、ですが)。あくまでも「たたき台」や「参考資料」、もしくは社内資料としての活用が良いのではないでしょうか。
ちなみにGeminiとの連携でNotebookLMをデータ元にもできます。これも非常に便利です。

調べたい内容を多角的に分析し、様々な形式でまとめられるNotebookLMは、情報収集・整理の効率化に大いに貢献してくれるツールだと感じました。是非皆さんも用途に応じて使ってみてください。
社内でも一部の社員やプロジェクトで利用しており、稟議の書き方とか申請の仕方のまとめ、マニュアル作成等で活用しています。
当社ネクストスケープはこのように生成AIを始めとした新しい技術・知識を日々取り入れており、Webサイト、スマホアプリ、Hololensアプリの開発をはじめ、CMSを利用したサイトの新規構築やリニューアルなど、お客様のニーズに幅広く対応いたします。お困りのことがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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