はじめに
株式会社ネクストスケープ Chief Technology Office所属の小野塚です。
4月2日にCursorのバージョン3.0が発表されました。
今回は3.0における変更点についていくつか紹介してみたいと思います。
エージェントウィンドウ
まずはこのエージェントウィンドウが大きな変更になるかと思います。
バージョンアップ後、いつものCursorのIDEの右上あたりを見ると以下スクリーンショットの赤枠部分、「Agents Window」というリンクが表示されているのでこれをクリックします。

すると以下のようなウィンドウが表示されます。

左側のメニューには「New Agent」と「Marketplace」があり、まずはMarketplaceを選択してみますと以下の画面に切り替わります。
文字通りマーケットプレイスとなりまして、AWSやSlack等のプラグインやMCPサーバーがここで選択・設定することができまして、50個以上はあるのではないでしょうか。

そして前の画面に戻ってプロンプト入力欄の「+」アイコンをクリックすると以下のように各種エージェントやスキル、MCPサーバーの設定が可能になります。

あとはプロンプト入力欄に「/」を入力すると以下の内容が表示されます。
デフォルトのスキル、コマンド、モードが選べます。

ちょっと試しに「/explain」と叩いてみますと以下のように説明してほしい内容を求められ、今回は現在のプロジェクト構成を説明してもらいました。
こちらはVisualStudioで作成したサンプルプロジェクトになります。

画面右側に新しくウィンドウが表示され、以下のように色々と対象プロジェクトの仕様が表示されます。
既存のプロジェクトに参画した人等はまずはこの「/explain」コマンドを実行して内容を把握するのもよいのではないでしょうか。

実装してみる
では、このエージェントウィンドウで実装を試してみたいと思います。
いつものToDoリスト作成で以下のプロンプトを投げてみます。モードはPlanモードで。
「ToDoリスト機能の仕様を作成してください。タスクの追加、完了チェック、削除機能を含めて、基本的なToDoアプリとして動作するようにしたいです。要件から実装タスクまで段階的に作成してください。」
まずは以下のように画面右側に表示されたウィンドウに仕様書が表示されます。

最後の方には以下のようにTo-dosが表示されまして、右側に小さく表示された「+New」をクリックすると独自のTodoが追加可能です。

仕様に問題が無ければ実装が始まり、以下のように追加・変更点が表示されます。このあたりはIDEと同じですね。

内蔵ブラウザ デザインモード
最終的に以下のように起動まで進みまして、URLをクリックしてみます。

すると以下のように内蔵ブラウザが表示されます。

内蔵ブラウザのウィンドウの右側にも色々とメニューがありまして、

上部アイコンの一番左のアイコン(ShowConsole)をクリックすると以下のようにChromeのデベロッパーツールと同じウィンドウが表示されます。

また、ShowConsoleの左隣のアイコン、DesignModeを選択すると以下のように画面上の各要素が選択でき、それに対して直接指示を出せます。
例えば以下のようにタイトルを選択し、「文字色を赤にして」といったような感じです。

IDE側でも以前から要素選択はできるのですが、指示はあくまでいつものプロンプト入力欄で行うため、若干操作方法が異なりまして、個人的にはこちらの方がわかりやすいですし、使いやすいかなと思います。
その他機能
あとはある程度作業が進むとプロンプト入力欄の上部に以下のように「Review」と「Commit&Push」というボタンが表示されます。

Reviewボタンをクリックすると右側のウィンドウに前回のコミットからの変更点が表示されまして、このように気軽に確認できるのはなかなか良いかなと思いました。

もう1つの「Commit&Push」はそのままなので割愛しますが、以下のようにコミット、コミット&PR作成、プッシュと各操作を選ぶことができます。

あとは最初の方にチラ見せしたコマンドのうち「/review」コマンドを試してみましょう。その名の通りではありますが、現在の実装に対してレビューを実施してくれます。

右側のメニューから「New Agent」をクリックし、再度同じプロジェクトに対してエージェントに作業を依頼することができます。
以下はWebApplication2というプロジェクトに対して3つエージェントを起動した状態です。

もう1つこちらも地味ですがなかなかいいかもと思った機能として右側のウィンドウに仕様等が表示されるわけですが、以下のように図も表示されます。

Claudeのデスクトップアプリの「Imagine with Claude」のように図が表示され、拡大アイコンを押すと以下のように拡大されます。

「Imagine with Claude」のようにインタラクティブなものではないですが、Markdownですとビューワーを別途表示させなければならないこともありますので地味に便利かなと思いました。
Cursorを使っていた方ならご存じかもしれませんが、今回のこのエージェントウィンドウ、これは以前からの機能であるクラウドエージェント(https://cursor.com/ja/agents)をデスクトップアプリ内で実現できるようにしたものになります。
全くイコールではなく、上で挙げたように色々と機能が追加されてより使いやすくなっています。
是非皆さんも試してみてください。
最後に
当社ネクストスケープはこのように生成AIを始めとした新しい技術・知識を日々取り入れており、Webサイト、スマホアプリ、Hololensアプリの開発をはじめ、CMSを利用したサイトの新規構築やリニューアルなど、お客様のニーズに幅広く対応いたします。お困りのことがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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