はじめまして、照山です。
4月16日にMicrosoft社よりクラウドベースのメディア配信サービス「Windows Azure Media Services」が発表されました。
Windows Azure Media Services を発表(Microsoft)
クラウドを基盤とした総合的なメディア配信サービスが登場します。
以下に、今回発表されたAzure Media Servicesの主な機能と特徴を挙げてみました。
・インジェスト
メディアコンテンツをセキュアに高速アップロード
・エンコード
標準的なコーデックをサポートしているAzure組込みのエンコーダおよび、サードパーティのエンコーダも選択可能
・フォーマット変換
メディアコンテンツの暗号化や一括変換を実現
・コンテンツ保護
Microsoft Play ReadyによるDRMをサポート
・オンデマンドストリーミング
Windows AzureのCDNやサードパティの配信ネットワークを介したコンテンツ配信
・ライブストリーミング
ライブストリーミングチャンネルの作成と公開
・ワークフロー
APIを利用することで、各種機能を組み合わせて、メディア配信に関するプロセスを自動化
・マルチプラットフォーム
Windows PC、Xbox、Windows Phone、Mac OS、iOS、Androidなど、各種デバイスに対応
注目のポイントは、サーバ負荷の掛かる動画や音楽のエンコードも含めたワークフローをクラウド上で実現できることではないでしょうか。
大規模ストレージによるコンテンツ管理からエンコード、DRM保護、リアルタイム配信まで、クラウドの利点を最大限に活かしたサービスが実現できるのではないかと期待大です。