はじめまして。
ネクストスケープ自転車部のヤツナミです。
9月30日にRUN and BIKE in MOTEGI 2012 7時間エンデューロ に参加してまいりましたので、レポートを書かせて頂きます。
まずはじめに、今回の「エンデューロ」について大雑把に説明させて頂きます。オリエンテーリングとラリーが合わさった、オートバイのエンデューロレースとは定義が異なり、周回コースを規定時間内に何周回れるかを競う耐久レースとなっています。今回は5人チームでの参戦なので、リレー形式で交代しながら走ります。
次に、コースについて。「ツインリンクもてぎ」のロードコースからスタートし、回り切る直前でオーバルコースに入って1周してロードコースに戻るという、2つのサーキットを複合した7.2kmのコースです。車やオートバイのレースでは使わないコースレイアウトで、ややハードなものとなりました。
自転車部のメンバーは、1人を除いて早朝3時に集合し、3時半過ぎに車で東京を出発。6時には栃木県の茂木町に到着し、サーキット内で準備を始めました。今回、飲料や食料、折りたたみ式のベンチを運ぶのが結構大変でした。今後へ向けての対策として、台車を調達しておきます。食料や飲料を持ち込むとき、運搬で力尽きてしまうようでは困りますから。
6時50分から試走が行われ、自転車部のメンバーは1人を除いて軽く1周流すのみでしたが、コースの感触を掴んできていた・・・と思います。「大したことないね」という小杉社長の力強いコメントが印象に残っています。写真は小杉社長の愛車のPINARELLO DOGMA。ツール・ド・フランスなどでも使われる決戦用バイクです。
スタート直前のメンバーの写真です。6人で出走登録をしていましたが、ヤツナミは腰を痛めてしまったためレポーターになっています。それでも1名足りませんね。なぜなんでしょう。
レース開始前に想定していた作戦は、1人3周したら交代。それをを2巡+α。1周平均13分で回り、32周を目指そうというものでした。しかし、台風17号が近づいていたこともあって、主催のはからいにより、1時間繰上げのゴール、実質6時間エンデューロとなり、1人あたりの実際周回数が1周程度減ることになりました。
スタート直前の写真です。目立ちますね。半年後にはきっと目立たなくなっていると思います。
正確なラップは測れてないのですが、12分台前半で回って来ました。流石に上位チームからは少々離されましたが、この時点では上位のほうに付けています。
試走後の感想通り、彼にとっては大したコースではなかったのだなと、この時は思ったのですが・・・。2周目、3周目と若干ペースが落ちてしまい・・・交代後は・・・
写真左下のとおり、疲れで寝転んでしまいました。
長距離ライドはやったことがあっても、中距離を全力で走る経験は今回が初めてなため、心肺機能の面で追いつかなかったようです。
これについては小杉社長以外のメンバーも同じで、目標タイムに遜色ない時間で回ってくるものの、帰ってきたときには力尽きてしまっていました。長時間走り続けるトレーニングとタイムを出すトレーニングは別物なのを実感したといったところでしょうか。これを書いてる私は走ってませんけど。
この写真は、走者が交代するときの写真です。タスキがわりのセンサーは足首に装着します。センサーはリボン状のマジックテープになっており、帰ってきた走者から外して、次の走者に装着します。この作業は順番待ちの選手がやるのが一般的なようです。
あれ?スタート前の集合写真に居なかった方が走ってますね。
この日、台風17号が来ることが懸念され、天候も悪くなると思われたのですが、レース中は快晴でした。そのため気温が高くなり、走者へのダメージも大きくなっていたようです。そこで2巡目は3周交代の予定だったのを1周減らし2周交代にしました。1人、4時間エンデューロのゴールタイムと重なって、3周回らざるをえなくなった人もいましたが・・・。
最後の2周は小杉社長が担当し、6時間と15分1秒で28周順位は121チーム中58位。最後の周回のタイムも計測されてるとは思っていなかったので、流してしまいました。流さず全力でいけていればもう少し順位を上げられたかもしれません。ルールはちゃんと確認しとかないといけませんね・・・。とはいえ、前回のFUJI55の160kmと比較して大幅に躍進いたしました。
来年は私も体調を整え、お留守番ではなく、レースに参加したいと思います。