こんにちは。本夛です。
ご無沙汰しておりましたが、約半年ぶりぐらいに投稿します。
常日頃から仕事で Microsoft Azure を使うことが多いのですが、初めて Microsoft Azure に携わるという方とも仕事をする機会が増えてきました。 私も初めて触れたときは、右も左もわからない状態の独学でしたので、改めて初心に立ち返り一から勉強してみることにしました。
取り掛かりの第一弾として何にしようかと考えながら、Microsoftのサイトを見ていたところ「Microsoft Azure 自習書シリーズ」というコンテンツにたどり着きました。この自習書はシナリオに沿った形を採用していますので、初めて Microsoft Azure を学ぶ方にもおススメだそうです。
思い立ったが吉日とあるように、まずはやってみようということで、一つ目の自習書「01: Microsoft Azure 仮想マシンの立ち上げ、基本的な使用方法 (Windows Server 編)」に取り掛かってみました。
仮想マシンの状態に気を付ける
仮想マシンはとてもお手軽に作成できるため、ちょっとテストで試してみたい時にも簡単に作成することができます。 とはいえ、テスト後にそのまま放置してしまうことも時々あり、無駄にコストがかかってしまうこともあります。
本自習書にも仮想マシンの課金対象について記載がありましたので、改めて調査してみました。
仮想マシンの状態 | 課金対象 | トリガー |
---|---|---|
開始中 | はい | 管理ポータルの下ペインから「開始」を実行直後 |
実行中 | はい | 管理ポータルの下ペインから「開始」を実行後に、仮想マシンの起動後 |
停止済み | はい | リモートデスクトップ接続でログイン後、Windowsをシャットダウン直後 |
停止中 | はい | 管理ポータルの下ペインから「シャットダウン」を実行直後 |
停止済み(割り当て解除済み) | いいえ | 管理ポータルの下ペインから「シャットダウン」を実行後に、仮想コアの割り当て解放後 |
※仮想マシンの状態が「開始中」
※仮想マシンの状態が「実行中」
※仮想マシンの状態が「停止済み」
※仮想マシンの状態が「停止中」
※仮想マシンの状態が「停止済み(割り当て解除済み)」
上記の表を見ていただくとわかる通り、管理ポータルからシャットダウンをすることで、仮想マシンの状態が「停止済み(割り当て解除済み)」となります。この状態の時は課金対象となりません。
言葉の意味合いだけを判断すると、「停止済み」の場合でも課金されないと思えてしまいますが、 割り当て済みの仮想コアに料金がかかるため、課金対象となっているようです。
改めて調べてみると知らないことも多くて気づきが満載でした。今後もいろいろと掲載していきます。