こんにちは、上坂(@takashiuesaka)です。
今日は珍しくAzure メディアサービスのネタでも。
メディアサービスでEncodeやTranscode、配信などコンテンツを扱う時には必ずBlobStorageを使用してコンテンツを投入する必要があります。そしてコンテンツを配信用に加工した後であれば、AESで暗号化したりDRMかけたりすることでセキュリティを高めたり著作権保護したりできますが、加工前のコンテンツはBlobにそのまま置かれています。
もちろん、Publicコンテナに配置することはあり得ませんのでコンテンツが外に漏れることはありませんが、それでもコンテンツが素のまま置いてあるのは精神的によろしくない、なんとかならないの?という要望をいただくことがあります。
これに応える形でリリースされた機能として、Asset encryption optionsというものがあります。これを使えば、コンテンツを投入する時に(つまりBlobに配置された時に)暗号化され、Encode等の加工時には自動的に復号されて処理されます。
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初めまして、システム開発本部の木下と申します。
3月15日14:00~新宿三井ビル44階C会議室にて
「動画コンテンツ サービスでビジネスに革新を!
マルチデバイス配信を柔軟に実現するAzure活用セミナー」
を開催しましたのでご紹介いたします。

このセミナーはマイクロソフト社の協業パートナープログラムの一環として実施しております。
セミナー内容は下記の3プログラムです。
第1部「動画配信の現在と未来」
株式会社ネクストスケープ 代表取締役 小杉
現在の動画ビジネスにおける視点と将来的な動画ビジネスの展開についてのセミナーです。
特に興味深いお話がH.265コーデックです。登壇者自身がスペインで行われたWMC(WorldMobileConference)でH.265コーデックを利用したサービスの情報を見て触って聞いてきたそうです。
MP4の2倍の圧縮率で画質が同等のコンテンツを提供出来るようになります。
画質を落とさずに圧縮率を高められることにより、ユーザ満足度に直結する動画配信の映像品質や配信品質を高める事が可能です。
将来的に非常に楽しみな対応になるかと思います。
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はじめまして、照山です。
4月16日にMicrosoft社よりクラウドベースのメディア配信サービス「Windows Azure Media Services」が発表されました。
Windows Azure Media Services を発表(Microsoft)
クラウドを基盤とした総合的なメディア配信サービスが登場します。
以下に、今回発表されたAzure Media Servicesの主な機能と特徴を挙げてみました。
・インジェスト
メディアコンテンツをセキュアに高速アップロード
・エンコード
標準的なコーデックをサポートしているAzure組込みのエンコーダおよび、サードパーティのエンコーダも選択可能
・フォーマット変換
メディアコンテンツの暗号化や一括変換を実現
・コンテンツ保護
Microsoft Play ReadyによるDRMをサポート
・オンデマンドストリーミング
Windows AzureのCDNやサードパティの配信ネットワークを介したコンテンツ配信
・ライブストリーミング
ライブストリーミングチャンネルの作成と公開
・ワークフロー
APIを利用することで、各種機能を組み合わせて、メディア配信に関するプロセスを自動化
・マルチプラットフォーム
Windows PC、Xbox、Windows Phone、Mac OS、iOS、Androidなど、各種デバイスに対応
注目のポイントは、サーバ負荷の掛かる動画や音楽のエンコードも含めたワークフローをクラウド上で実現できることではないでしょうか。
大規模ストレージによるコンテンツ管理からエンコード、DRM保護、リアルタイム配信まで、クラウドの利点を最大限に活かしたサービスが実現できるのではないかと期待大です。
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