少し間が空いてしまいました。
佐久間です。
「Reporting ServicesとBing MapsでWEB上のHTMLデータを可視化するレポートを作成する」
第2回目は前回作成したWorkテーブルにHTMLから抽出したデータを取り込む処理を行います。
(目次はこちら)
2. データを取得・変換する:Integration Services
今日は、SQL Server 2008 R2に付属のIntegration Services(以下SSIS)を使用してデータの抽出・変換・ロード(ETL)を行います。
ETL処理の全体像は下記の通りです。
2-1. 抽出(Extract) ←今回
2-1-1 HTMLからデータを抽出してTSVを作成する
2-1-2 ワークテーブルを空にする
2-1-3 TSVからSQL Serverへデータをインポートする
2-2. 変換(Transform)
2-2-1 都道府県IDを付与する
2-2-2 最大震度IDを付与する
2-2-3 座標データをGeography型に変換する
2-3. ロード(Load)
2-3-1 インデックスを無効化する
2-3-2 ワークテーブルのデータでレポート用テーブルのデータを洗い替える
2-3-3 インデックスを再構築する
– 前準備 –
まずは前準備としてSSISの新しいプロジェクトを作成します。
開発環境はBusiness Intelligence Development Studioです。
これはSQL Serverのインストーラーに同梱されているVisual Studioのシェルを利用したツールです。
新しいプロジェクトの作成は左上のメニューから行います。
1. 「新しいプロジェクト」を選択
2. 「Integration Services プロジェクト」を選択
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こんばんは。佐久間です。
先週告知した連載
「Reporting ServicesとBing MapsでWEB上のHTMLデータを可視化するレポートを作成する」
第1回目はデータベースの作成です。(目次はこちら)
早速ですが手順を追いながらいってみましょう。
1. データベースを作成する:SQL Server
- まずはデータベースを作ります。 -
1. Management Studioのメニューから「新しいデータベース」を選択する
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初めまして。佐久間と申します。
今年3月の震災後、地震や放射性物質・電力消費量などの情報が以前よりも数多く、わかりやすく、また加工しやすくWeb上に広がるようになりました。
こういった情報を整理・加工して「こんな形にできたらもっといい情報提供になるのにな」とイメージは持っているけれど、どう作ったらいいのかわからない・・・
そんな方に向けてWeb上のデータを可視化する簡易地図レポートのざっくりとした作り方を紹介します。
[作成する簡易地図レポート]
作成する地図レポートは2種類。
1つはBing Mapsと連携してデータを表示するレポートで、もう1つはGISソフトでよく使われる図形と属性データを持った
シェープファイル(ShapeFile)を使用したレポートです。


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