はじめまして。ネスケラボに初めて投稿します。 テーマは勝手に試す「Googleデータスタジオ」(無償版)です。
先日、Google360Suiteについて話を聞いてきたのですが、360Suite自体は大企業向けでデジタルマーケティングプラットフォームとしてGoogleが開発していて、有償です。プロダクトの中には無償版もあるということで、無償版の中から選びました。
Google360(さんろくまる)Suitについての詳細はMarkeZineに掲載されている「Google アナリティクス 360 Suite」で何が変わる? 注目ポイントをチェック!(アユダンテ株式会社 シニアコンサルタントの山浦さんの記事)が分かりやすいのでこちらをお読みください。その中でなぜ私が「Googleデータスタジオ」(無償版)を選んだかというと、理由は単純です。「誰でも使える、すぐできるダッシュボードツール」ということを聞いたので、私でもできるかも!と思い、チャレンジすることにしました。簡単にいうとデータをビジュアル化してくれる機能だそうです。
まずは「Googleデータスタジオ」トップページへ。トップページに行ったら、念のため、自分のログインになっているか右上を確認して下さい。それでは、今日は上司に「GoogleAnalyticsデータをパッと把握できるような資料を作りたい。」ということをゴールに試したいと思います。
(TOPページはこのような感じ)
最初に右下の+ボタンを押すと新規作成がスタートします。次にデータを紐づけるためにデータソースの作成(紐づけ)をします。「データソース作成を追加」を選択すると左側にリストが出てきます。GoogleAnalytics,を選べば、あとは自分の使いたいビューまで選択すればいいだけです。超カンタン。
(左側に選択するデータベースがメニューで並びます)
(アイコンのメニューでグラフの種類を選択)
(スタイルタブを選択すれば、表や文字のデザイン設定もラクラク)
つぎに表示させたいディメンションと指標を指定してどんどん作っていきます。これならば1時間以内に完成だわ、なんて余裕な感じです。これはほんとうに簡単。でもだんだんこれってマイレポートとどう違うのっ?という点が気になります。何が違うんだっけ???えっと…そうだ、GoogleAnalyticsのデータとスプレッドシートからデータを共存させることもできると聞きましたよ。それでは、早速やってみよう!と思い、データを探すことに。表示したいデータがみつかりましたら、またデータソースの作成で新しいデータソースを追加でGoogleスプレッドシードを選択して追加。ここまではゆったりとした気持ちですみやかに進行できます。
(日本語はすべて打ち直しました~。)
次は出したい表示の形を選択して、GoogleAnalyticsのデータと同じように出そうとしたら、あれれ…。日本語のデータだったためか、日本語部分のタイトルがAとか、Bとかになってしまったのです。原因はわからないまま、このまま断念もできないので、1つずつタイトルを修正して、データの種類も修正して、完成。残念なことにここで1時間を超えてしまいましたが、まだ終わることはできません。
作った資料を共有しなくてはということで、右上の共有ボタンをクリック。共有設定をしたところ共有リンクが作れました。URLをお伝えすれば、上司に報告できるっと。とてもカンタンでいい感じです。
さて、URLを受け取った相手からはどう見えるのかということが気になり、確認したところ、相手も「データスタジオ360」に接続の設定をしていないとみることができないことに気が付きました。その上、PDFなどにエクスポートはできない。印刷もできない。
これだとなかなか日本では広がらないかもしれないという思いが頭をよぎります。だって!!!!ネクストスケープではそんなことないけれど、昔いた会社の上司には印刷しないとみてくれない人もいましたよ!皆さんの上司の方でも、そのような方いませんか?
調べてみても、エクスポートや印刷ができるという情報は見当たらず。リアルタイムで共有するということがこのサービスの前提のようです。違う情報としては無償版の場合、レポートは5つまで、ヘルプとフォーラムのみのサポートだということが判明。ちなみにアユダンテさんのブログに有償版と無償版の違いが掲載されていたので詳細はこちらにてご確認ください。少し前の出来事ですが、PowerBIの時もエクスポートに悩むことがありました。記憶に新しいところです。ダッシュボードツールの課題なのかもしれません。PowerBIについては同僚のLuisさんが詳しいのでいろいろ聞いてまたここに書いてみたいと思います。
(完成したレポート)
とりあえず、こんな感じで完成。1時間強でこんな感じにできるのでそこはやはり魅力的です。GoogleAnalytics,やGoogleAdwordsのレポート作成には適しているのではないかと思いました。いかがでしたでしょうか?実際に自分で操作してみることで、ツールのメリットデメリットがよく分かり、勉強になりました。もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお試ししてみて下さい。
さてこんな私のふざけたような記事ですが、
これを公開して、