扉を抜けると、ため息が思わずこぼれる。
基調講演はこれから始まるー
こんにちは。松永(@zt_megane)です。
いよいよre:Inventが始まりました。
会場は3万人を超える人であふれ、熱気もさることながら、移動するにも一苦労です。
ホテルにはレストランがいくつかありますが、そちらも朝から参加者の人でいっぱいです。
カジノもre:Inventのタグをつけた人、パーカーを付けた人が早速ゲームを楽しんでいます。
ベネチアンホテルがre:Invent一色に染まっているかのようです。
さて、基調講演では例年新しいAWSサービスが発表されるのですが、今年もそれは変わらず、立て続けに新しい機能やサービスが発表されました。
数が多いので、今回と次とで2回に分けてご紹介します。
インスタンスサイズの種類が増える。
AWSではインスタンスタイプがいくつかありますが、その中でも以下のインスタンスタイプについて、
バージョンアップや種類の追加が発表されました。
CPUのバーストをサポートしているT2ファミリーに、t2.xlargeとt2.2xlargeが仲間入り。
大容量メモリを搭載したR3がR4へバージョンアップ。(ただし日本リージョンはまだ。)
I2がI3へバージョンアップ。
c4がc5へバージョンアップ(個人的にはこれがうれしい)。まだGAは先です。インテルの次世代「Skylake」Xenonプロセッサを搭載。
新しいインスタンスF1が登場
FPGAを利用可能とした新しいインスタンスファミリー。
Elastic GPUが追加
GPUがスーパーコンピューターで使われる時代です。
そんな中、P2,G2のインスタンスタイプではなく、他のタイプのEc2にもGPUが搭載可能となりました。
完全なGPUインスタンスを構築する必要はないが、グラフィックスは強化したいというニーズへの対応です。
EBSのように独立していて、EC2にアタッチして使います。
サイズは4種類。
EC2のPaaSサービスAmazon Lightsail(ライトセイル)
単純構成のサーバーが使いたい、でもEC2を作る際にいろいろとしているのは面倒という人がターゲットの新しいサービス。
イメージとサイズと名前を決めるだけで、勝手に、SSD、IAM、SecurityGroupなどを設定して、すぐに使えるようになります。
Amazon AuroraにPostgreSQLが仲間入り
高速化DBとして人気のあるAuroraにMySQLの次にPostgreSQLが対応。
従来の2倍のスループットを出すそう。
S3のデータ分析が手軽に。S3のファイルを分析するAmazon Athena
Athena(アテナ)はS3に対してクエリを発行することができるサービス。
これまではここに対してサービスが提供できなかったので待望のサービスの一つと言えそう。
最後に
次回は発表された残りのサービスについてお伝えします。