はじめに
こんにちは、今年の4月に新卒で入社した山中です。
この記事は「NEXTSCAPE - Qiita Advent Calendar 2025 - Qiita」の16日目です。
最近では、生成AIによって基礎知識が十分でなくてもある程度の成果物が作れてしまう場面が増えてきたと感じます。とても便利な一方で、自分の理解が追いつかないまま作業だけが進んでしまうこともあると思います。
私は新入社員ということもあり、基礎知識がまだ十分でないことも多く、分からないまま進むのは少し不安に感じます。そこで、AIを活用しつつ理解も意識しながら学習をしています。
この記事では、その際に私が使用している「基礎理解に使うためのAIプロンプト」をまとめています。IT分野に関わらず、資格勉強などにも使える内容になっていると思いますので参考になれば幸いです。
基礎理解に使うAIプロンプト
プロンプト一覧
この記事で説明するプロンプトを表にまとめています。次の節で解説していきます。
| No. | プロンプト | 使いどころ |
|---|---|---|
| 1 | 〇〇を日常生活で例えながら教えて | 抽象的な概念をイメージしやすくしたいとき |
| 2 | △△について段階を踏みながら教えて | 情報量を整理し、自分のペースで理解したいとき |
| 3 | 私の解釈は□□というものだけど、〜〜 | 自分の理解の整理や不足点・相違点の確認をしたいとき |
| 4 | 私の意見・質問を要約してから回答して | 自分の伝えたい内容を整理・確認したいとき |
| 5 | ここまでの私からの質問と回答をまとめて | 学習内容をまとめたり、振り返りたいとき |
プロンプト詳細
1.難しいことを例えてもらう
勉強していると、そもそもの概念や考え方が難しくてうまく進まないことがあると思います。そんなときに、抽象的な概念を日常の動きや物事に例えて説明してもらうことで、イメージしやすくなり段階的に理解を深めることができます。
例)「クラウドについて日常生活で例えて教えてください」↓

2. 段階を踏みながら説明してもらう
AIからの説明は、想像よりも多くの情報が一度に返ってくることがあります。そのまま受け取ると理解が追いつかないことがあるため、説明を段階ごとに区切ってもらう方法があります。
例えば、
- 「まず最初の部分だけ教えてください」
- 「次の内容に進んでください」
といった指示を出すことで、説明を細かく分けてもらえます。
こちらが「次に移ってください」と伝えるまでは、AIが先の内容に進まないため、自分のペースで理解を深められます。
例)「クラウド技術について段階を踏みながら教えてください。まず最初のところから。」↓

3. 自分の解釈を伝えて確認をする
AIに質問していると、つい自分の言葉で考えを伝える機会が少なくなることがあります。そのため質問をするときには、まず「自分はこう解釈している」と伝えるようにしています。
こうしてからAIに質問をすることで、
- 自分の考えが整理できる
- 不足している知識を明確にできる
- 理解のズレが見つけやすくなる
といった効果があります。
また、会話の中で「私はどこが分かっていないように見えますか?」とAIに逆質問したり、「100点満点で採点して」と伝えて、理解度をチェックしてもらうのも有効です。
例)「私の解釈では、なんでもクラウドを使ったらいいというものなのですが、この考えは正しいですか?」↓

4. 自分の意見・質問を要約してから回答してもらう
AIと話していると、自分が何を伝えたいのか、その意図が曖昧になってしまうことがあります。そんなときは、自分の意見や状況をいったんAIに要約してもらってから回答してもらうようにしています。
例えば、
- 「私の意見をまとめてから回答してください」
- 「私の質問を要約してから回答してください」
といった指示を出すことで、こちらの意図を簡潔に整理してもらえます。
AIが要点をまとめてくれることで、
- 自分が伝えたいことを整理できる
- 現状や課題を明確化できる
といった利点があり、やりとりをスムーズに進めやすくなります。
例)「プログラミング言語は多すぎます、1つで十分だと感じます。私の意見・質問を要約してから回答してください。」↓

5. 自分が聞いた内容をまとめてもらう
AIとの会話が続くと、話したことや分かったことを振り返るのが大変になることがあります。そんなときは、これまでの会話内容をAIにまとめてもらうようにしています。
例えば、
- 「ここまでの会話の内容をまとめてください」
- 「私が質問したことと、その回答をまとめてください」
といった指示を出します。
これによって、新しく知ったことや分かったことを整理でき、次の勉強につなげられると思います。
例)「これまでの私の質問とその回答を表でまとめてください」↓

おわりに
今回紹介したプロンプトは、どれも私自身が学習の中で試しながら使ってきたものです。
AIを使うことで作業が楽になる場面も多いですが、理解を深めるには「自分で考えて言語化する」ことが必要だと感じています。
AIとうまく役割分担をしながら、無理なく学習を進めて理解を深めるきっかけになれば嬉しいです。