NEXTSCAPE blog

株式会社ネクストスケープの社員による会社公式ブログです。ネスケラボでは、社員が日頃どのようなことに興味をもっているのか、仕事を通してどのような面白いことに取り組んでいるのかなど、会社や技術に関する情報をマイペースに紹介しています。

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Azure CDN の ルールエンジンという優れもの

こんにちは、上坂(@takashiuesaka)です。

AzureCDNにPremiumという新しいSKUができてからしばらくたちますね。
このPremiumなAzureCDNですが、Standardに比べて素敵な機能としてルールエンジンがあります。

ルールエンジンはリクエストの内容に応じて処理を分岐することができます。うまく作るとかなり色んなことができます。

 

例えば、

  • 特定のURLパス以下へのアクセスは403を返却する
  • 特定の拡張子へのアクセスはキャッシュしない
  • 特定のURLへのアクセスの場合はRedirectする

などなど。
使い方です。まず管理ポータルで「CDNのプロファイル」を選択し、価格レベルを「Premium Verizon」で作ります。
「Standard Verizon」、「Standard Akamai」にはルールエンジンはありません。

 

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作成したCDNのプロファイルを選択すると、上のメニューに「管理」というアイコンがあるかと思います。
外に飛び出すようなイメージのアイコンですが、クリックすると管理ポータル以外の画面が開きます。

 

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「HTTP Large」の「Rules Engine」を選択しましょう。下の「IF」などのドロップダウンや+ボタンをがちゃがちゃいじってみましょう。
選択した値に応じて動的に入力エリアが変わると思います。

 

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「新規ルールの承認は最大4時間かかります。」との記載がある通り、CDN関連はとにかく反映まで時間がかかります。世界中にあるエッジサーバーに反映されるのでしょうがないです。
まずはこのリージョンだけ優先して反映してほしい、なんて場合がほとんどなんですけどね。Verizonさん、なんとかして!