こんにちは、上坂です。
クロスプロットフォーム用のAzureコマンドラインツール、Azure CLIでようやくMSアカウントが使用可能になりました。
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/azure-cli-supports-microsoft-account-logins
今までは組織アカウントのみだったので、ADと連携していない環境でAzure CLIを使うためにはわざわざ組織アカウントを作っておく必要がありましたが、これでMSアカウントユーザーでも事前準備なしにAzure CLIが使えるようになりました。
Azure CLI をまだインストールしていない方はWebPI, Mac, NPMからどうぞ。
Azure CLIでのログインコマンドは
azure login
です。簡単ですね。このログインコマンドはMSアカウント、組織アカウント共通です。コマンドプロンプトを立ち上げて入力しましょう。気にしなくてもパスは通っているはずです。
コマンドをたたくと、なにやらWebブラウザでURLにアクセスしてくれ、と言われます。そして認証のためにはコードを入力しなさい、と。
アクセスするURLはこちらです。
https://aka.ms/devicelogin
こちらにアクセスすると、認証コード入力画面になるので、コマンドプロントに表示されたコードを入力します。Azure CLIからの認証要求だけどOK?というようなことを聞かれます。「続行」をクリックしましょう。
すると認証を求められます。メールアドレスを入れて、MSアカウント、組織アカウントのどちらでログインするのか選んで・・・ってこれいつもの管理ポータルへのログインと全く同じですね。
(※入力したメールアドレスがMSアカウントのみ、組織アカウントのみの場合は選択画面は出ません)
認証すると、認証したからもうこブラウザは閉じていいよ、と言われるので閉じましょう。
コマンドプロンプトに戻ってちょっと待つと無事にログインできたことがわかります。
アカウントに紐づくサブスクリプションが多いと待ち時間が長いようです。