昨年読んでいただいた方はご無沙汰しております。
今年初めて読んでいただいた方は初めまして。
ネクストスケープの和田です。
昨年の4月からネクストスケープ所管で1年9か月が経ちました。
もとはJBSという会社で32年勤務していましたが、昨年よりネクストスケープを担当することになりました。もともと管理部門を受け持っていましたが、今年の4月より
営業部門も受け持つことになりました。
改めて、今年1年を振り返ると(というか社会人生活毎年感じていますが)
激動の1年となりました。所管が増えたこともありますが、その中でも新たに経験したり取り組んだことも多く、それらの経験を通じて今年のお題目は「初心」と「チャレンジ」にしてみました。
前から思っていたことではありましたが、人間は生涯勉強していくことが重要だと思っています(なかなかすべてできていないのですが・・・)。
「人間の限界」というものはどうやって決めるかというと、「自分が決める」ということです。自分で限界だと決めてしまうとそこで成長がストップします。IT知識、ビジネス知識、人との関わり、自分の趣味などなど、自分の能力はここまでと決めてしまうとそこで成長がストップします。
昨年よりロードバイクを始めたのですが、社内にはすごい方たちがいっぱいいて
その中の一人(社長なんですがね)から、もっと乗らないと成長しないといつも言われています。確かにレースが見えてくると頑張って乗る機会を増やすと乗れるようになる実感が湧くのですが、少しでも空いてしまうと目に見えて体力が低下しているのが
実感します。
仕事に追われてとか、夜の会食がというのは言い訳に過ぎず、それを限界と決めつけると成長しない、身近で実感できる「継続は力なり」ということです。
ロードバイクだけではなく、仕事面でもその方(改めてうちの社長なんですが)は
すごい努力を今でも積み重ねています。本当にスーパーマンが身近にいるんです!
年齢を重ねてくると新しいことへのチャレンジ(変化をさせると言いましょうか)にも躊躇してしまいがちです。過去の成功体験に囚われすぎると、次のチャレンジに一歩踏み出すことができないということも、皆さん経験があるのではないでしょうか?
よく社員の方にも話をすることがあるのですが、新しい領域など何かチャレンジしようとしていてなかなか思うように進めない人にこういった話をすることがあります。
学生時代の部活は何をやっていましたか?
今、自転車は乗れますか?(車でもよいのですが)
文科系や体育系の部活をやっていた、当然自転車乗れますよと答えが返ってきます。
すかさず、1年生の時の部活のレベルと、3年生の時の部活のレベルどちらがうまくできていましたか?
そうすると当たり前に
3年生の時です
と答えが返ってきます。自転車(車)の話も同じで、最初はなかなかうまく乗れなかったはずで、何回も練習してようやく乗れるようになり(免許取れた)、その後は乗った回数だけうまくなっていく。
この回答ではなかった人はこれまで見たことはありません。
では、それを新しい領域(ビジネス)にチャレンジするということに置き換えてみたらどうでしょうか?最初はうまくいかなくて当たり前。いっぱい勉強したり、経験したりすることを繰り返してどんどんできるようになっていく。
言われると当たり前なのですが、年を重ねるとリスクがとか自分が能力がないとか
自分で「限界」を決めてしまうようになってしまっているのです。
昔はできていたことができなくなってしまうのではなく、自分で何かの理由をつけてやらなくなっているだけなのです。(偉そうに言っていますが、私もすべてできているわけではありません(トホホ))
ある方から今年言われたことがずっと頭の中に残っています。
その方とは長年お世話になっている方で、今年一番忙しかった時に
少し愚痴も聞いてもらった(笑)ときに、
「社会人生活の中で、50代が一番忙しく、一番仕事ができた」と。
その方はすでに70代の方なのですが、今でもご活躍しています。
年齢などは関係なく、いつでも良い意味で昔に立ち返り
「初心」に立ち戻って、いつの時にも「チャレンジ」する心を忘れない
そんなことを改めて強く感じた1年でした。
是非、これからの人生(社会人生活)に少しでもお役に立てられたらと今回のアドベントカレンダーでお伝えしました。
来年も皆さんにとって良い年になりますように。