はじめに
こんにちは。ソリューションビジネス部の荒井です。2024年4月に新卒として入社しました。
この記事は「NEXTSCAPE - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita」の20日目です。
この記事では入社してからどのようなことをしているのか、紹介したいと思います。新卒入社で働くことを検討している方のご参考になれば幸いです。
入社後
ネクストスケープでは半年間新人研修があります。
外部研修(4月~6月)
4月~5月は、ビジネスマナーやプログラミング言語のC#、HTML/CSS、データベースについて学びます。6月には、これまで学習した技術を活用してチーム開発演習を行いました。課題は「架空のECサイトの改修」。他のメンバーと相談しながら役割分担を決め、実装を進めていく経験は、実際の仕事のシミュレーションのようでとても勉強になりました。
内部研修(7月上旬~中旬)
社内ではネットワークやクラウドの基礎を学習しました。
模擬プロジェクト(7月下旬から9月)
ネクストスケープでは、毎年研修の締めくくりとして、これまで学んできた知識を活かして社内システムを開発する模擬プロジェクトを行います。今年は「資格管理システム」の開発に取り組みました。このシステムは、社員が取得した資格を登録・管理できるものです。
例年、新卒社員のみで進めるのが通例ですが、今年は新卒社員が1名だけだったため、先輩社員2名がプロジェクトマネージャー(PM)として参加してくださいました。当初は作り切れるかどうか不安でしたが、多くの人のサポートを受けて無事にシステムを開発することができました。
模擬プロジェクトでは多くの学びが得られたので紹介したいと思います。
スケジュールの意識
詳細なスケジュールを立てることで、各タスクの期限や進捗状況を把握しやすくなります。遅れに早めに気づくことで、迅速に対策を取ることも可能です。
実際、今まで使ったことのない技術に手間取り、進捗が遅れる場面がありましたが、先輩に相談し、一部の実装やテストを手伝ってもらうことで、無事に期日に間に合わせることができました。
実装する機能について優先度をつけることの重要性
ソフトウェア開発では時間が足りない場合、「時間」「予算」「品質」「スコープ」という4つの観点から調整を考える必要があります。具体的には、リリース日時を延ばす、作業人数を増やす、品質を下げる、またはスコープ(実装する機能)を削る、という選択肢です。模擬プロジェクトはスケジュールがタイトだったため、打ち合わせを行って機能の優先度を決め、必要最低限の機能を実装しました。
配属後(10月~)
10月からは運用プロジェクトに携わっています。運用については研修で学ぶ機会がなかったため、まさに1からの勉強です。初めて触れる業務ばかりで戸惑うことも多いですが、配属後に学んだことの一つは、「システムを運用する視点の重要性」です。研修中は、システムを期限内に完成させることを最優先にしていたため、「どのように運用しやすくするか」という観点が抜けていたことに気づかされました。
現在は、システムを納品した会社からの問い合わせ対応を担当しています。迅速かつ正確な対応ができるように、日々努力しています。まだまだ課題は多いですが、一つ一つ経験を積み重ね、早く自信を持って対応できるようになりたいです。
おわりに
私はプログラミングの経験がほとんどない状態で入社しましたが、多くの方のサポートを受けながら、社内システムを作り上げることができました。ネクストスケープは、手厚い研修とサポート体制が整った会社だと実感しています。この記事が、IT企業に興味のある方や、新卒入社を検討されている方の参考になれば幸いです。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。