Sitecore9でコンテンツ管理を便利に。Azureから30分で簡単Sitecore9構築

こんにちは。
コンサルティング&テクノロジーの松永です。

今回はSitecore9の構築についてご紹介します。

昨年の秋にメジャーバージョンが9にアップしたSietcore。
以前のSitecore8に比べ、大きな機能追加や機能強化が図られています。

その内の一つに、クラウドとの親和性の向上が上げられます。特にSitecoreはAzureとの連携部分が強化されています。
AzureのMarketPlaceを利用することで、普段1日~2日ほどかかっていた構築作業が30分程度にまで圧縮することが
可能になりました。

これでSitecoreをより簡単に試すことができるようになります。
今回はそんなMarketPlaceからのSitecore構築について、ご紹介していきます。


Sitecoreとは



Sitecoreはコンテンツマネジメントシステム(CMS)の一つです。

CMSだけでなく、マーケティング機能も充実していて、世界3000社以上で採用されています。

日本でも外資系企業などに採用がされており、年々広がっているCMSです。

そのSitecoreのメジャーバージョンのアップデートであるSitecore9が2017年の秋に発表されました。

Sitecore9では、xConnectやCortex、Sitecore Forms、SIFといった新機能の追加から、
フェデレーション認証の強化や、検索エンジンのサポート変更等の変更が入りました。


Sitecore9の構築


それではSitecoreを構築していきましょう。

構築する前に必要なものは以下の通りです。

  • Sitecoreライセンスファイル
  • Azureサブスクリプション
Sitecoreを購入した際に付与されるライセンスファイルと、Azureサブスクリプションに紐づいた、MSアカウントが必要です。


まずはAzureポータルにログインし、MarketPlaceから検索窓に「Sitecore」といれて、検索を押してみましょう。

すると、検索結果にSitecoreの製品が出てくるかと思います。

それでは「Sitecore Experiences Cloud」を選択しましょう。

「作成」ボタンを押します。

次にSitecoreの構築画面が出てきます。

項目に値を設定していきましょう。

サブスクリプションは固定です。リソースグループは新規作成か、既存のものを選択します。

尚、既存のリソースグループを選択する場合は、グループの中身が空になっている必要があります。

続いて、Sitecoreの設定画面を選択します。

すると、右にSitecoreの構築ウィザードが出てきますので、以下のような設定をしていきます。

・Version:Sitecoreのバージョンを選択します。今回は9.0 Initial Releaseを選択します。特殊な要件がない限りは、

       最新バージョンを使うことをお薦めします。

       (※右横に赤字の文章が出てくる場合があります。これは各バージョンでの制約条件や注意事項などです。

       実運用で構築する場合はよく読んでおきましょう。)


・Topology:製品を選択します。選択肢はSitecore Experience Cloud、Manager、Databaseの3つです。

       今回はSitecore Experience Cloudを選択します。

・Size:サイズを選択します。「Single」は配信サーバー(CD)、管理サーバー(CM)が共存する形で構築がされます。

    それ以外はCD,CMサーバーは別々に構成されます。

    ここは適したサイズを選択しましょう。今回は「Extrasmall」を選択しました。

・Additional Modules:こちらはチェックをするとモジュールが一緒にインストールします。

            必要であればチェックを入れます。

すべて入力したら、「Next」ボタンを押下します。


つづいてリージョン情報を設定していきます。

Location:Sitecoreを構築するリージョンを選択します。AzureSearchの提供に従い、日本では西日本リージョンでのみ

     構築可能です。

Application Insight:Application Insightを構築するリージョンを選択します。日本リージョンはないので、

          適当なリージョンを選択しましょう。

すべて入力したら、「Next」ボタンを押下します。


つづいて、Credencial(資格情報)の入力です。項目に従って、ユーザー、パスワード等を入力していきます。

「Licence XML」については、Sitecoreのライセンスファイルを選択してアップロードします。

必要な事項をすべて入力したら、「Next」ボタンを押下します。

すると最後にSummaryが表示されるので、「OK」ボタンを押します。

次に左の項目に戻り、法律条項の確認を行います。

それぞれの製品の使用条件やプライバシーポリシー等を確認し、問題なければ「作成」ボタンを押下します。

最後にもう一度左項目に戻り、「OK」ボタンを押下します。これでSitecoreの構築が始まります。

通知にデプロイ実行中のアナウンスが表示されるので、ここから30分程度待ちます。


Sitecoreの動作確認をする


Sitecoreのデプロイが完了したら、リソースグループをのぞいてみましょう。

リソースグループ内に、自動的にSitecoreの構成が出来上がっています。

では、CDサーバーにアクセスしてみましょう。

CDサーバーのWeb Appsを選択し、URL情報を確認してブラウザからアクセスしてみます。

Sitecoreユーザーにはお馴染みの初期画面が出てきました。

つづいて、CMサーバーにアクセスしてみましょう。

こちらもCMサーバーのWeb Appsを選択し、URL情報を確認してSitecoreの管理画面にアクセスします。



ログイン画面がでてきました。ここで、Azure上で構築した際にCredencialで入力したパスワードで、

adminでログインしてみましょう。

コンソール画面が表示されました。


最後に


これでSitecore環境が構築できました。

いかがでしたでしょうか。

必要な入力項目を設定するだけで、簡単にSitecoreを動かすことができました。

これで開発者はよりアプリケーションの開発に注力することができそうです。


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