こんにちは。
コンサルティング&テクノロジー部の開發です。
最近、社内ではAzure関連のMicrosoft Certified Professional (MCP) 認定資格の合格者が増えております。
Azureを理解する上で、MCP資格試験の勉強をする事はとても有益です。
私自身も昨年「70-533」を受験し合格しましたが、受験をきっかけにAzureを深く理解したおかげで業務に役立てる事が出来ました。昨年、一部資格の条件などに変更があったため、わかりやすいようにMCSEへの道の流れを下記にまとめてみましたので、ぜひご参考にしてください。
MCPとは?
マイクロソフト認定プロフェッショナル (MCP) 認定とは、業界で評価および認知されている厳正な試験により、IT プロフェッショナルとデベロッパーの技術的な専門知識が検証される資格です。そして、このMCP試験に複数合格することによって、MCSA、MCSEに認定され、さらに高度な専門知識を有していることを証明することができます。
Azure関連のMCP試験
70-532 Developing Microsoft Azure Solutions
70-533 Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutions
70-534 Architecting Microsoft Azure Solutions
70-473 Designing and Implementing Cloud Data Platform Solutions
70-475 Designing and Implementing Big Data Analytics Solutions
※随時試験内容が更新されております。
MCSAとは?
MCSAとは、マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト(Microsoft Certified Solutions Associate)の略称で、テクノロジーソリューションを設計および構築できる専門知識を証明できます。そして、下記のMCSEを取得するには、まずMCSAを取得する必要があります。
MCSEとは?
MCSEとは、マイクロソフト認定ソリューションエキスパート(Microsoft Certified Solutions Expert)のことです。
これは、MCP試験受験において、IT技術者としての最上位資格となります!
MCSAやMCSEを目指す流れのパターン(Azure系)
Azure系のMCP試験で、MCSA→MCSEを目指すよくある受験の流れは次の通りです。
(1) 70-533 (Azureインフラソリューションの実装)に合格してMCPへ!
(2) 70-532 (Azureソリューションの開発)に合格してMCSAへ!!
(3) 70-534 (Azureソリューションのアーキテクチャ)に合格してMCSEへ !!!
初めてAzure関連のMCPを受けようかなと考えている方は70-533が試験対策セミナーなど充実しており、幅広くAzureを勉強できるのでオススメです。
なお、去年からの資格変更点についてですが、
・去年末に「MCSA: Linux on Azure」が開始。
・「MCSD:Azure Solutions Architect」は、2017年3月31日で終了となっています。
※70-532,70-533,70-534の3つを取得でMCSDでした。上記終了となりましたが、代替え資格が「MCSE: Cloud Platform and Infrastructure」となります。
すでにAzureを利用している方、これからAzureを利用する方も含め、受験を考えてはいかがでしょうか。
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