はじめに
こんにちは。ネクストスケープの北と申します。
2025年4月に新卒で入社し、もうすぐ9ヵ月が経とうとしています。 学生時代にIT分野を専門的には学んでいなかった私が、新人研修でどのような経験をしたのかを記録しておきたいと思い、この記事を書きました。未来の新卒社員にとって有意義なものになれば幸いです。
この記事は「NEXTSCAPE Advent Calendar 2025」の17日目の記事です。(リンク先では先輩方の面白い記事を読むことができます!)
入社後の流れ
- 外部研修:4~6月の3ヵ月間
- 社内研修:7月の約2週間
- 模擬プロジェクト:7月の約1週間 + 8~9月
- 配属・実務:10月以降
ここ数年間で大きくは変化していません。もちろん多少の変化はありますが、重要なのは6ヵ月と長期間である点です。これにより例えば以下のような心配事は少ないかと思います。
- 外部研修の後、社内の雰囲気に慣れる前に配属され、実務に当たらなければならない
- 研修でのインプットを自由にアウトプットする場がなく、知識を整理できない
唐突な主張に見えると思いますので、以下で各研修を詳しく取り上げていきます。
外部研修
本社からそう遠くはない会場で他の会社の方々と研修を受けました。もちろん新卒の方々が多いですが、他分野からの転職の方など様々なバックグラウンドを持つ方々がいました。
内容としては、初めの2ヵ月間で社会人マナー・C#の基礎・Webアプリケーションの基礎を学び、残りの1ヵ月でチーム開発演習を行いました。チーム開発演習は5~6人での共同作業なので、技術力以外の能力も時には必要になりました。(人によっては苦労するかと思いますが、お互い研修中の身ですので、思い切った挑戦が大切です。)
毎週末、社内の先輩方とミーティングがありました。外部研修の進捗を報告したり、困りごとを相談したりという時間です。単語の意味などは最悪AIに聞けば済みますが、何が分からないのか分からない...みたいな状態の私にとっては非常にありがたかったです。
社内研修
社内で先輩方から、外部研修と模擬プロジェクトや実務とのギャップを埋めるための研修を受けました。内容としては、AIツール・プロジェクトマネジメント・ネットワークなどです。
AIツール(もはやツールと呼んでいいのか分からない)については、AI駆動開発という言葉が存在するぐらい現場でも影響力の強い存在になっています。ネットワークについては、OSI参照モデルという単語で調べると良いかと思います。
模擬プロジェクト
新人で協力して、約2ヵ月の期間で社内システムを開発してみよう、というものです。(毎年行われているので、ネタが減りつつあります。)アウトプットの場としてはもちろん最適ですし、必要な未知の技術のインプットの期間にもなります。
今年は「ありがとうボード」という名前のWebアプリケーションを開発しました。感謝の気持ちを伝えるSNSのようなものです。SNSなのだから青い鳥のようにスマホアプリにできればよかったのですが、技術不足のためブラウザでしか動きません...仕方なし。実際の画面はこのようになりました。
開発を進める中で定期的に、一部の先輩方に集まって頂いて進捗報告会を行いました。その時点での進捗を報告し、今後の方針を共有しました。実際の案件でのミーティングかのように真剣に意見して下さったので、成長の糧になりました。
ここからはプロジェクトの各過程についてお伝えできればと思います。
要件定義
システムを開発する前の段階で、どのような機能が必要なのかをまとめます。それ以前にざっくりとしたスケジュールを立てることは必要ですが、システム開発の第1段階といえるでしょう。
入社して間もないのに社内で使うシステムに必要な機能を考える、というのは無茶に思えるかもしれませんが、現場ではその段階から突き詰めることが当たり前なので、良い経験になりました。実際に社内アンケートなどを通して頂いた要望からその背景を考えて本当に必要なものを考えました。
設計
定義した要件をどのように実現するのかを決める段階です。具体性はプロジェクトによって異なりますが、使用する技術・サービス・データ定義など終わりがありません。
今回はフレームワーク技術としてASP.NET CoreとReactを、クラウドサービスとしてAzureを利用し、過去の模擬プロジェクトを参考にしながら以下のようにシステムを構築しました。新卒の方からすると聞きなじみのない単語が多いかもしれませんが、調べるかAIに聞くか先輩に聞いて理解しましょう。頑張ってください。

実装
実際にコードを書き、他にもなんやかんやして設計した内容を実現する段階です。なんやかんや、というのは先ほどのシステム構成図のようにクラウドサービスの環境を構築したり、データベースの設定をしたり、抜け落ちていた要件に気付いて修正したりします。
当然ですが未知の技術の方が多いので、調べながら・学びながら・訊きながら進めることになりました。初めて知る情報に対して臆せず積極的に向き合うことが必要とされました。
その他
実装が終われば終わり、ではありません。様々なパターンのテストを行って動作を保証しました。
その後、全社員に向けてプレゼンテーションを行うことで、基本的な利用方法とその魅力を伝えました。(本当に本当に緊張しました。)
おわりに
本記事をここまで読んでくださってありがとうございます。学び続けることが好きな人・プログラミングが好きな人に非常にお勧めできる会社であると思っています。お会いできるのを楽しみにしています!