こんにちは。松永です。
昨日に引き続きサンフランシスコからこの記事を書いております。
今日はBuild初日ということもあり、 日本ではKeynoteを深夜に
見ていて、眠たい方もいるかと思います。
私は逆に早起きしすぎて眠かったです。
初日のKeynoteは必聴とあって、
4時には目が覚めてしまい、その後は悶々と寝れずに、
そのままMoscoCenterに向かいました。
時間は朝の6時半。月が煌々と照る夜空。
街灯の光でオレンジ色に染まった街中を歩くと、 会場の入り口前には既に10数人の人達が。
(これでも朝6時半)
(会場の入り口)
その数はあれよあれよという間に多くなり、 7時前には長い長蛇の列ができていました。
会場の扉が開かれ、 3階のKeynote会場の手前で待たされている時も、 あちらこちらで
興奮気味の会話がされていて、参加者の熱が伝わってきました。
Build2016。青の祭り。
そして、8時開場。
入り口の黒いカーテンが引かれ、 参加者の前に会場が姿を現しました。
(Keynote会場)
青く染まったホール。遥か奥まで整然と用意された椅子。
左右に3台配置された大型ディスプレイ、 そして中央には一際明るいステージ。
テンポのよい軽快な曲が、 参加者のテンションを一気に引き上げます。
そこはまるでライブステージの会場のよう。
参加者はスタッフに誘導されながら、席に着きます。
最初はこんなに広いホール、 いっぱいになるまで人が入るのか半信半疑でしたが、
ものの15分もたたないうちに、会場は人で埋まっていました。
やっぱりすごいぞ、Build。
Keynoteの興奮
そして、8時半。デモムービーと共に、 Microsoft CEO、Satoya Nadella氏が登場。
Keynoteが始まりました。
Channel9やニコ生ですでにご覧になられた方もいらっしゃ いますし、
詳しく書かれた記事も出てきているので、 ここでは内容については割愛します。
(英語が苦手ということも大いにありますが(汗))
ただ、その中でも特に気になったことが二つあります。
Bashの歓声
一つは「Bash」が使えるようになることです。
「Bash Coming to Windows」のスライドが出た時には、 この時一番の歓声と拍手が会場を包みました。
デモでは、Emacsを使っていましたね。
Windowsで、/の文字とか新鮮です。
これでWindowsでLinux資産が使えるようになるわけで す。
(Bashのキーワードに会場が沸いた)
Bot時代の到来
もう一つはBot形式のアプリの台頭です。
Botアプリというとチャットの応答型アプリなので、 LINEが既に浸透している日本では新鮮味があまりないように見 えますが、
話を聞くとそこはちょっと違っていて、 各チャットアプリに乗っかる形で、応答型のシステムを作り、 チャットのやり取りで注文を済ませようというのが、 Botのようです。
そこで、MicrosoftはBot Frameworkというのを発表しました。
しかもSkypeと組んでの発表です。
Skypeのデモではピザの注文Botや、 Skype上のBotで予定をチャットで入力し、 カレンダーの登録をし、それだけでなく、 ホテルのBotアプリが起動し、 予定日に部屋を予約しないか聞いてくるというところまで行いまし た。
このように、Bot間で情報を共有して、 応答してくるのは新しいと思いました。
(Skypeのデモ)
各セッションもかなりの盛り上がり
Keynoteの後は、 会場を2つにしてのセッションになります。
もう一つの会場、Marriottもかなり混雑していました。
私はVisual StudioやVisual Studio Team Serviceのセッションに参加しましたが、 こちらも広い会場なのに席が埋まるほどでした。
(セッションの様子)
また、セッション以外にも、MoscoCenter1階のThe Hubブールでは様々な企業が出展し、 さらにミニセッションも行われ、 こちらもかなりの盛り上がりでした。
(The Hubの様子。)
特に注目はやはりHoloLens。 Demoブースでは体験チケットを取る人のために長蛇の列ができ ていました。
このHoloLens。実は運よくチケットを手にして、 体験することができました。
開発者キットが本日出荷が始まったばかりのHoloLens。
果たして、どんな感じなのか?そこは別の記事で、 詳しく書きたいと思います。
祭りは始まったばかり・・・
まだ1日目ですが、既に2、3日たったかなと感じるほど、 とても濃厚な一日でした。
あと2日。体が持つかどうか既に不安がよぎりますが、 多くのことを吸収するべく、頑張りたいと思います。
【続きはこちら】
Build2016参加レポート➂ -HoloLensを体験!-
【過去のレポートはこちら】
Build2016参加レポート① -Registration-
【続きはこちら】
Build2016参加レポート➂ -HoloLensを体験!-
【過去のレポートはこちら】
Build2016参加レポート① -Registration-