こんにちは、上坂です。
DevTest Labs、という開発とテスト専用の環境が簡単に構築できるリソースがリリースされています。
ネクストスケープはAzureのPaaSをごりごり使用したシステム構築が得意なんですが、それでも時にはIaaSを使う時があります。
そんな時にはDevTest Labsが便利です。
DevTest Labsは以下のような機能を持っています。
- 使用するVMのサイズを制限
- ユーザー当たりに使用できるVM数を制限
- 全部で使用できるVM数を制限
- 自動シャットダウン
- 自動開始
VMのプロビジョニング後にアプリケーションをデプロイすることまでできちゃいます。(アーティファクト)
アーティファクトはただのjsonなのでカスタムのアーティファクトをGitに配置すれば、自分だけの環境を作ることができます。
・・・と言ってもカスタムアーティファクトを作るのはなかなか骨が折れそうです。
公式のアーティファクトはこちらにあります。これをサンプル扱いにして自作していくことになります。
VHDをアップロードしてそれを元にVMをぼこぼこ立てることもできるので、あらかじめ環境を構築済みのVHDを用意してアップしたほうが簡単で間違いないですね。
ARMでVMをキャプチャする方法はこちらです。
下に管理ポータルに表示さえれるDevTest Labsのキャプチャを貼り付けておきます。
成果物リポジトリ、というのは名称が悪いと思うのですがアーティファクトの格納場所のことです。Gitの場所を追加することができます。
式、というのはVMのテンプレートです。どのイメージを使うのか、サイズは~~、と予め決めておいたものです。テンプレート、というとJSONをイメージしますが、管理ポータルでぽちぽちと選ぶだけで作成できるのでハードルはすごく低いです。
後は特に説明の必要なく使えると思います。簡単でいいですね。