NEXTSCAPE blog

株式会社ネクストスケープの社員による会社公式ブログです。ネスケラボでは、社員が日頃どのようなことに興味をもっているのか、仕事を通してどのような面白いことに取り組んでいるのかなど、会社や技術に関する情報をマイペースに紹介しています。

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新卒二年目が仕事でやってよかったこと

この記事は、NEXTSCAPE Advent Calendar 2023 の 4 日目 の記事です。

 

こんにちは、私はC#でバックエンドの開発を行っているネクストスケープのきどです。本記事では新卒二年目の私が仕事をする上でやってよかったことを紹介します。今年の新人や就活生に参考になれば嬉しいです。

①気になったことは発言する

プロジェクトに参加したばかりはできなかったのですが、今は少しでも気になったことがあれば発言するようにしています。

たとえば開発しているシステムのボタン1つでも、場所が分かりにくのではないか?であったり、言葉の表現が別の意味に捉えられてしまいそうで、ユーザーが間違えて使ってしまうのではないか?といった少しの気づきをそのままにしないで、とりあえず発言するようにしています。

気になったことを発言する回数が増えていくと、周囲に自分の気づきポイントのようなものが伝わってきます。そうすると他のチームメンバーから先に意見を求められるようになり、プロジェクトに貢献できることが多くなったと思います。

他にもTeamsのチャンネルをある目的のために1つ新しく作りませんか?提案したり、マニュアルが更新されてないので使いづらいですなど、不便だな、気になるなと思ったことをは発言するようにしました。

自分の意見が通るか通らないというか重要ではなく、自分はどんなことを考えているのかをチーム内にアピールすることはやってよかったと思いました。

②なんでもメモを残す

プロジェクトに参加してから初めてのことばかりなので、たくさん新しいことを覚える必要があります。もちろん一度には覚えられないので、メモを残すことは当たり前だと思います。ただ、メモは必要そうだから残すのではなく、なんでも残せるものは残した方がよい感じました。メモを残すときは必要ないかも、と思った内容もメモしておくと未来の自分の助けになることが多かったです。

たとえば環境構築でデータベースの接続手順を教えて貰ったとします。ツールをインストールして、設定を正しく行って、各種テーブル構造を把握する…という流れです。1度接続してしまえば接続手順を忘れてもはいったんは困ることありません。ただし1ヶ月後に新しいプロジェクトメンバーが参加したとすると、「じゃあそのメンバーに前教えたデータベースの接続手順を教えいて!」と依頼されることは良くあります。

上記の例えは少し分かりにくいかもしれませんが、メモを残すタイミングでは想定していなかった状況になることも多いです。あの時少しでもメモしておけば、すぐに思い出せたのに、、とならないようになんでもメモを残しておく必要があるわけです。

メモを残す際は文字に起こすことが多くなりがちですが、文章をまとめるのは少々時間がかかってしまいます。時間がかかってしまうと面倒に感じてしまうことが多くなり、忙しいとメモを残すこと自体を諦めてしまうことになってしまいます。私はそれが嫌だったので、文字に起こす以外の方法でメモを取ります。

一番多い方法がスクリーンショットとることです。ツールの画面や会議中の資料、Teamsのチャット履歴など、なんでもスクリーンショットして保存しておきます。スクリーンショットには「Screenpresso」というツールを使っています。無料版でも使いやすく画像の編集も簡単にできるので重宝しています。それを「Notion」というメモアプリに張り付けています。必要があれば一言文字を入れることもありますが、画像だけ張り付けておくことも多いです。文字がなくても数枚のスクリーンショットがあれば、当時の内容をある程度思い出すことができます。

スクリーンショットだと検索することができないというデメリットがあるのですが、私は内容を忘れても、それをいつやったのか?ということはよく覚えているので、日付情報である程度絞りこみをして探すことができています。

他にもTeams会議の録画機能も活用しています。ただ動画も検索することができないので、後で再確認しそうな内容があれば、その動画の何分何秒から話をしているのかということだけをメモするようにしています。

③業務理解をする

関わっているプロジェクトの業務理解をすることは、開発を行う上で役に立つということが多々ありました。新しい機能の開発をする際に、ユーザー目線で画面デザインの提案ができたり、使っていて違和感のないシステムにするために注意を向けることができます。

たとえば図書館の書籍を管理するシステムを開発するプロジェクトなら、システムを使うのは図書館職員です。それなら図書館職員の一日の仕事内容を調べてみたり、その分野の専門用語を頭に入れておくことは最低限やっておくべきだと思います。それをしないと、その業種の文化や温度感というものがわからないまま開発を進めることになると感じます。

たとえですが、図書館職員が書籍の中でも「漫画」に対して、実は「コミック」という表現を使うこと多いということを知っていれば、開発しているシステムで「漫画」という表現は「コミック」に差し替えた方がいいんじゃないか?という提案ができるわけです。1つ1つは些細な違いかもしれませんが、こういったものが積み重なるとユーザーとって違和感のあるシステムになってしまうのかもしれないと最近は感じるようになりました。

自分が調べられる範囲でも業務理解を深めることは、プロジェクトに貢献するのにコスパがよいと感じましたし、やってよかったと思います。

④PC環境にこだわる

リモートワークがメインということもあり、自宅の作業環境は入社してからお金をかけるようにしていました。個人的に買ってよかったものを2つ紹介します。

1つ目にスタンディングデスクです。これは机の高さを自由に変更できるのもので、立って作業することもできるようになる机です。私は座高が高い(脚が短い)という身体的特徴があるため、椅子の高さを変えるだけではモニターへの目線と肘の高さがベストフィットしないという悩みがありました。

スタンディングデスクは購入してからは、その悩みが解消されてとても良かったです。メインの用途であろう高さを変えて、立って仕事しているのか?と問われると、思ったより使っています。昼食を食べた後で眠くなりそうなときや、気分転換で立って作業したりします。立って作業することで作業効率は下がってしまう気もするのですが、刺激の少ないリモートワークだと気分転換になるというのは結構メリットだと思います。

2つ目は他ボタンマウスです。私は昔から他ボタンマウスを好んで使っていたのですが、去年からロジクールのG600tというマウスを私用しています。これは親指で押せる12個のボタンついているマウスで、ショートカットを自由に設定できます。各種ボタンにはスクリーンショットやメモアプリの起動ボタン、仮想デスクトップの切り替えを設定しています。

PC環境をこだわることは作業効率アップだけでなく、気に入ったものを使うことで日々のモチベーションアップに繋がっていたと感じていたのでやって良かったです。

⑤コミュニケーション手段を工夫する

何か質問したり確認をとるときに、チャットと通話どちらでコミュニケーションをするか悩むことがあります。どちらの手段も一長一短あると思うので、場合によって使い分けられようにするべきです。

私はチャットよりも通話の方が得意、、というよりも楽だと感じていました。反対にチャットは苦手、、特にはストレスを感じることもあります。(メモと同じように、短時間で文字に起こすのが苦手なんですよね。)

そのため、わからないことはとりあえず通話で聞きたいと考えてしまいがちなのですが、チャットでコミュニケーションをとらないといけない場面も多いです。だから、チャットも得意になる、、までいかなくてもストレスがかからないやり方を考える必要ありました。

自分がストレスを感じる理由は、チャットを送信するまでに時間がかかってしまうからです。それの対策として考えたのが、ある程度チャットをテンプレ化してしまうことです。

たとえば質問のチャットであれば、「今何をしているのか」「何に困っているのか」「相手に何をしてほしいのか」を3行で書くだけでよいと考えるようにしています。場合によって書き方はいくらでも変わってしまいますが、チャットのテンプレを自分の中で持つことができたので、チャットすることが少し楽になったと思います。

私は通話をすることが苦手ではないですが、通話が苦手と感じる人も同じように通話のテンプレを持つことができれば、気が楽になるのではないかなと思います。

おわりに

新卒1年目は仕事に慣れるということを意識していましたが、2年目になると慣れてきたので、どうすればもっと仕事がやりやすいかを考えるようになっていました。

まだまだ課題点が多いので、今のやり方が正しいとは思っていません。特にタスク管理については自分の中では合格点に届いていないと感じており、困っています。

仕事のやり方についてアドバイスがあれば、ぜひお聞きしたいです。