皆さん、こんにちは。コンシューマサービスグループの宮部です。
第1回目に引き続き、AWS re:Invent 2018 の様子をお伝えします!
毎年恒例の基調講演。
今回は月曜に開催されるので、MondayNightLiveの名称がついています。
(去年は火曜だったので、TusedayNightLiveという名称だったそうです。)
このセッションでは、毎年新サービスの発表があり、re:Inventの中でも注目度の高いセッションとなっています。
今年も例に漏れず多数の新サービスの発表がありました!
会場の雰囲気について
新サービスの前にまずは会場の情報や雰囲気などについてレポートしていきます。
会場は、カジノで有名なベネチアンホテル(The Venetian Las Vegas)。
華やかなカジノを通り抜け、セッションの会場に向かいます。
会場はre:Inventらしく、バンドの生演奏が大音量で流れています。
待機時間も退屈させないあたりは、さすがre:Inventという感じでしたね。
MondayNightLiveのデモムービーもありました。
なんとなく会場の雰囲気が伝わるのではないかと思います!
同時翻訳サービスについて
基調講演のみ、同時翻訳のサービスがあります。
先着順で専用のレシーバーを受け取れます。
チャンネルを切り替えることで、韓国語や中国語も聞けるようでした。
途中電波が悪く、ノイズが入ることもありましたが、おおむね明瞭に聞こえたかと思います。
さて、肝心の内容の方ですが、今回もたくさんの発表がありました!
情報の密度が濃く、ついていくだけで大変です。
インフラへの投資状況について
まずは、インフラへの投資状況の説明。
新たに5リージョン追加されたようです。
新しい低コストのケーブルを開発したなんて話もありました。
1つのケーブルに従来の2倍のファイバーを入れることができるとか。
AWSのさらなるコスト低下が進みそうですね。
インフラ関連の新サービスでは以下のようなものがありました。
・AWSGlobalAcceralater
・AWSTransitGateway
リアルタイム性担保のためのサービス発表
中盤は、オンラインゲームなどのリアルタイム性を担保するためのサービスについて。
高速処理を得意とする以下の新サービスが発表されました。
・z1dインスタンス
シングルスレッドの高速処理に特化したインスタンス。
・A1インスタンス
AWSが独自開発したGravitonProcessorと呼ばれる高速処理用のCPUを搭載したインスタンス。
AWSをインフラとするゲームといえばフォートナイト。
ということで、フォートナイトのディレクターが登壇しAWSとフォートナイトの今後の展望について講演。
新しいゲームモードのデモも流されました。
機械学習、分析関連のサービス発表
そして最後は機械学習、分析関連の新サービスの発表がありました。
・c5nインスタンス
従来のc5インスタンスの約4倍にもなる100gbpsのネットワーク帯域を提供します。
・SageMakerNeo
SageMakerの新版になります。
一度モデルを学習させるとそれをどのプラットフォームでも使用できるとのことです。
また、今後はオープンソース化も考えており、機械学習モデルの可搬性の向上に期待が高まります。
以上、簡単ではありますが、MondayNightLiveの模様をお伝えしました!
今後も基調講演は予定されているので、順次レポートを上げていく予定です!