皆さん、こんにちは。コンシューマサービスグループの宮部です。
今回は、re:Invent番外編ということで、ABEJAさんがラスベガスで開催した「~話題のAI、ビジネス現場にどう実装する?~」のレポートをお送りいたします!
場所はTrump International hotelのバーで行われました。
ラスベガスでのイベントはどこも会場が豪華ですね!
それでは、さっそく講演内容についてみていきましょう。
イベントでは、パルコさん、デンソーさん、ABEJAさんがそれぞれ違ったテーマでITについて語ってくれました。
順番に内容を見ていきます!
オフラインでのデータ活用について
まずは、パルコさんの講演です。
オフライン店舗でのデータ活用の実例をテーマに講演をしてくださいました。
オンラインの出現により、購入を選択する場所と実際に行う場所は、以下の4パターンになるとのこと。
例えば、
・実店舗で実際の商品を見て、買うのはオンライン上
・ネットで商品のスペックを調べて、すぐに欲しいので購入は実店舗で行う
などですね。
パルコさんは、実店舗ありきの業態なので、オフラインを起点に考えます。
デパートには様々なテナントが入っており、いかにして顧客にいろいろなテナントを回ってもらえるかが重要とのこと。
これはwebでいう回遊率に当たりますね。
そして、回遊率を高めるためには、顧客のデータが重要。
データが重要なのはwebもリアルも変わらないということです。
では、どうやってデータを取得するのか?
webであれば、トラッキングタグを仕込んでユーザーの行動を取得したり、ログイン情報によって属性を取得したりします。
しかし、実店舗はこのようなアプローチはできません。
そこで登場するのが、映像による解析です。
来店した顧客をカメラが認識して、行動をトラッキングします。
最近の映像認識技術は進歩が目覚ましく、ほぼ100%でユニークに顧客を識別できるとのことです。
これもAIの技術進歩のたまものですね。
Amazonでもリアル店舗の試みとしてAmazon goがあります。
これは、映像解析によってユーザーを特定し、そのユーザーがカートに入れた、もしくは棚に戻した、ということまで認識できるようです。
さらに、一緒に入店した人は家族や友達とみなし、会計を同一にすることもできるとのこと。
映像解析によってここまで高度なことができるようになったということです。
顧客に支持されるにはどうすればいいのか?
次は自動車部品メーカーであるデンソーさんの講演です。
顧客に支持されるには、ユーザー視点が不可欠
顧客に支持されるためには、何が必要か?
どうすればユーザーに響くイノベーションを起こせるか?
顧客に支持されるためには、ユーザー視点のイノベーションが必要なことがわかりました。
現代に求められるアーキテクチャ
ABEJAさんからは、モノリス→マイクロのリアーキテクチャに関する講演がありました。
講演を聞いてみての感想
今回のre:InventでもたくさんのマネージドAIサービスが発表されました。
これからはAIを使っていかに業務を効率化するか、新しい価値を創造するかが競争のポイントになると感じました。